授業風景

大学院景観建築学専攻1年【景観建築設計総合演習A】

茶室と露地の設計

建築学部・大学院建築学研究科のキャンパス内には、茶室「自妙庵」と露地(茶室のための庭)があります。ここを課題敷地として、創作茶室と露地を提案しました。設計に先立ち、茶事の流れやひとの動き、露地の構成、茶室の構成などについて、講義や調査を通して学び、これらを踏まえて庭園と建築が一体となる芸術的空間の創造を目指しました。
 また、景観映像情報特論Aと連携し、写真測量や3Dスキャンによる周辺環境や既存露地のモデリングや景観シミュレーション、地形の造成も含めた庭園の3Dモデリングなど、映像情報技術を活かした設計にも取り組みました。

講評会

2022年7月27日

担当:杉浦教授、曽和教授、米田教授

7月27日に講評会を実施し、図面や透視図、植栽計画図、模型を使って学生全員が発表しました。外部講師として 杉尾 伸太郎 先生(プレック研究所)にご参加いただきました。


学生の作品



学生の作品


学生の作品


学生の作品



学生の作品



学生の作品





学生の作品


学生の作品

茶室「自妙庵」の実測と図面化

2022年6月6日〜6月20日

担当:杉浦教授、曽和教授、森本准教授

各自の設計案の検討と並行して、キャンパス内にある茶室「自妙庵」を実測し、図面を1面ずつ担当して、平面図、屋根伏図、内部展開図、外部展開図を作成しました。茶の湯の空間をじっくりと体感するとともに、それを構成する部材の大きさや納まりなどを詳細に観察しました。



自妙庵の調査・実測の様子



学生が作成した自妙庵の図面