授業風景

景観建築学科1年【設計基礎演習】初めての設計課題に挑戦

「東屋と花と樹木の小庭園」の設計

後期から本格的な設計演習が始まりました。演習授業は、一人1台専用の製図机とパソコンのあるスタジオで対面形式で行いますが、コロナ対策として、全体への共通説明などはZoomによる遠隔も併用します。
 設計基礎演習の第1課題では、「平面の構成」をはじめとする表現基礎演習で培った空間構成能力をもとに、花と樹木を楽しむための小庭園とそこに建つ東屋(休憩用の小規模の建物)を設計します。景観建築学科に入学し、建築とランドスケープを一体的に創造する初めての設計課題に挑戦します。

講評会

2020年11月10日、13日

担当:杉浦教授、米田教授、曽和教授、上町教授、村上非常勤講師

設計課題の最後の締めくくりとして、11月10日と13日の2日間に渡って、Zoomによる遠隔の講評会を実施しました。平面図、立面図、断面図、模型、CG透視図、模型写真を使って学生全員が発表し、講評を受けました。外部講師として、10日にはガーデンデザイナーの 三輪 斉子 氏(株式会社 園三)、13日にはガーデンデザイナーの 唐津 攝子 氏(Grass&Leaves主催)にもご参加いただき、豊富な実務経験に基づく、暖かく建設的なコメントをいただきました。

Zoomに繋がったカメラの前で発表。他の学生はスタジオの各自の製図机に備えられたパソコンで配信される映像を視聴。Zoom経由で質疑応答や講評を行いました。

発表の様子

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

学生の作品

第5週、第6週

2020年10月13日、16日、20日

担当:杉浦教授、米田教授、曽和教授、村上非常勤講師

10月13日には、Zoomによる遠隔の中間発表会を実施しました。学生全員が、図面と模型を使って設計案を発表し、教員から講評を受けました。

学生の作品 模型写真

学生の作品 模型写真

学生の作品 模型写真

学生の作品 模型写真

学生の作品 模型写真

学生の作品 手描き図面

学生の作品 手描き図面

曽和教授による、針金を用いた樹木模型の作成方法の解説

各自で作成した樹木模型を敷地模型に配置し、樹木と東屋の関係を意識しながら、案を深める

第3週、第4週

2020年9月29日、10月2日、6日、9日

担当:杉浦教授、米田教授、曽和教授、村上非常勤講師

教員と対話を重ね案を検討


模型スタディの様子


敷地に発泡スチロールで作成した原寸大の壁や床(厚さ15cm)を配置して、実際の大きさを体感

Zoomで配信される教員の手本を見ながら、製図の練習

庭園と面の構成による東屋を一体的に検討する方法を解説

第1週、第2週

2020年9月18日、22日、25日

担当:杉浦教授、米田教授、曽和教授、村上非常勤講師

敷地調査の様子。敷地はキャンパス内に設定した3箇所の候補の中から各自が選定します。

村上非常勤講師による「屋外空間の構成の基本」のミニ講義

米田教授による「面の構成とシークエンス」のミニ講義

模型によるスタディの方法を教員が手本を示しながら解説。教員の手元をカメラで撮影し、Zoomで配信。学生は各自の製図机に備えられたパソコンで解説を視聴

起伏のある地形模型を作成する練習

9/19の景観建築フィールドワークでは、本課題で使用する植物について、一人1種類ずつを担当し、植物の形態的特徴、生態的特性、庭園や花壇での使い方の事例などを調査し、スライドにまとめました。全員のスライドを合わせて、植栽計画の参考になる、1つの図鑑を完成させました。上の画像は学生がまとめたスライドの一部です。また、9/26の景観建築フィールドワークでは、庭園デザイナーの三輪斉子先生を招き、庭園の作品事例と作庭プロセスについて学び、次いで樹木の図面の表現方法について実習しました。