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兵庫県立美術館 展示会
『甲子園会館に学ぶ/で学ぶ』
この度、武庫川女子大学大学院建築学研究科による展示会「甲子園会館に学ぶ/で学ぶ」を兵庫県立美術館にて開催致します。
甲子園会館には柱やレリーフ、暖炉、シャンデリア、ガラス、棟飾りなどに幾何学による装飾が多く施されています。今回はこれらの装飾を大学院生が実測し、原寸図面を作成しました。実測調査を進める中で、甲子園会館が尺貫法によって設計、施工されたこともわかりました。さらに建物全体を実測して立面図、断面図を作成しながら、全体模型を制作し、またホテル当時の宿泊室をCGで再現しています。同時に旧甲子園ホテルが竣工した1930年頃に流行していたアール・デコや、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルなどについて調べ、甲子園会館の装飾における幾何学的デザインなどについてまとめました。
建築学専攻と景観建築学専攻の大学院生が授業で制作した作品を展示しますので、是非ご観覧ください。