甲子園会館と庭

授業風景

景観建築学専攻修士2年生【景観建築フィールドワークVI】

2023年6月3日　9:30〜11:30

担当：猪股准教授

建築学部の校舎であり、国登録有形文化財の甲子園会館と庭のスケッチを行いました。旧甲子園ホテルの建設以前、現上甲子園キャンパスの敷地は武庫川と旧枝川の間に位置し、ホテルの南側には大湯と呼ばれた野池があって、周辺に水を供給する水路でもありました。ホテル時代の写真には池に浮かぶ船に乗る人々の様子、今も残る松などが写っており、建築と庭が一体となった景観があったことがわかります。建築設計実務の授業では甲子園会館の実測および図面化とともに当時の庭についても調査を行っていますが、今回は建築と庭のスケッチを通して、これらが一体となって構成された景観について学習しました。各自でアングルを選定し、甲子園会館と現状の庭、あるいはホテル当時の庭を推測してスケッチしました。

スケッチの様子

甲子園会館と庭のスケッチ