授業風景
景観建築M1「原寸大の空間構築/デモンストレーションガーデンの制作」
大学院景観建築学専攻修士1年の総合演習の第一課題「原寸大の空間建築/デモンストレーションガーデンの制作」の講評会を5月31日に、本学専任教員、外部講師の参加を得て実施。M1全員が前半、後半の2グループに分かれて、4月、5月の2か月間で、幅2m、奥行き3m、高さ2mの中に、さまざまな草花と一体化した作品を作り上げました。
M1総合演習第一課題講評会
2024年5月29日
課題担当:杉浦教授、田﨑教授、上町教授、唐津講師
講評会は、景観建築西館講評室で、各グループが、パワーポイントを投影しながら、コンセプト作りから、実験、材料の検討・調達、実作、仕上げまで、全員が各自で担当した作業内容を発表した。前半グループはレシプロカル・ドームと色彩豊かな植栽が一体化した「ま」 みどりと構造のつながり、についてプレゼンを行った。
幅3m、奥行2mの面上に、ドームの足もとを流れるミスの流れのように玉石を配し、周囲にこの季節に生き生きとした姿を見せるさような植物を植えこんでいきました。
景観建築東館南側に展示された作品は、東館の外壁タイルや背後の林ともあいまって、落ち着いた美しさを表現しています。
後半グループは、竹などの線材による四面体を組み上げ、地面を離れた三角形の面にも植物を植えこんだ、おもしろい作品、青翠の綾-地を編む緑と構築物、を制作した。
地面から植物ととともに天に向かって伸びあがるようなダイナミックな動きが魅力です。
景観建築東館周囲の自然の樹木の動きと呼応するかのような三角形の躍動が美しく、基礎の部分には人が腰かけることも可能です。