>>建設工事記録
2019年12月7日:新デザインの150角タイル
新校舎・東棟(仮称)の外観は、国登録有形文化財「甲子園会館」の装飾タイルを復元したものと、新デザインの150角タイルを組み合わせています。陶芸家・南野先生によって、新デザインのタイル原型が完成しました。
これから、大量生産するための抜き型を作るために、抜き型の原型を石こうで制作します。石こうの分量を計測しながら、真空かくはん機を使って水と混ぜていきます。
泡を立てないように、慎重に流し込んでいきます。石こうは水と反応すると数十分で硬化します。
石こうは硬化するときに、50℃程度に発熱します。その熱で膨張したり、気泡があるとうまく型が抜けなくなる場合があります。慎重に作業を進めます。
新デザインのタイルの抜き型の原型が完成しました!
2019年12月6日:スラブの型枠工事
スラブの型枠工事:型枠大工という専門の職人さんが、コンクリートを打設する前に、スラブ型枠を設置していきます。
基礎梁・主筋の継手:鉄筋を継ぐ方法は、一般的に重ね継手、ガス圧接継手、機械式継手などがあります。今回は溶接継手等工法を採用しています。
新校舎の外壁のボーダータイルは、甲子園会館の外観に調和するように、4~5色の異なる色を製作し、ミックスして貼っていきます。タイルの色の調子や取り混ぜる割合を検討しています。
大屋根の軒先部分のモックアップに、金属板葺きの屋根に使う鋼板と瓦とを実際に並べて、色などを検討します。