授業風景
景観建築学科1年生【景観建築植物実習Ⅱ】
景観1年 植物実習(2021年度後期)
建物廻りや街並みの植栽を計画するためには、各植物の性質を充分に理解した上で植物を選択する必要があり、また、植栽後の管理も非常に重要です。植物実習では花や野菜の栽培や庭園管理を通して植物が生き物であることを実感し、今後の植栽計画に役立てます。
花壇の制作
2021年9月17日~2022年1月21日
担当：平岡先生、上町教授
前期に引き続き、上甲子園キャンパス内で育てた苗を用いて若草町にある園芸実習場に花壇を制作しました。今回は花壇のデザインにも取り組みました。
前期の実習で作成した花壇で咲いているセンニチコウの花摘み（9月24日）
花壇用に種播きした秋播き1年草を鉢上げ（10月15日）
センニチコウなどの夏の花を抜いた後、冬～春の花壇のための土づくり（11月12日）
あらかじめデザインしたとおりに苗を配置し、丁寧に植え付け（11月19日）
開花の始まった花壇の観察（12月10日）
宿根草の株分け
2021年10月29日
担当：前野先生（阪神園芸）、上町教授
阪神園芸の前野先生に宿根草の株分けについてご指導いただき、建築スタジオの屋上緑化に使用されていたガザニアやジャノヒゲなどを株分けしました。しばらく育苗スペースで育てたのち、再び屋上緑化に活用される予定です。
キャンパス内の樹木の観察
2021年12月3日
担当：田邉先生（阪神園芸）、上町教授
前期に引き続き、田邉先生に解説いただき、キャンパス内に植栽された樹木の季節による変化を観察しました。
紅葉の美しいハゼノキに注目
春に観察した時との違いを感じながら、初冬の樹木の様子をスケッチ
庭園の管理
2021年12月17日
担当：平岡先生、上町教授
冬季の景観を配慮し、落葉低木のアジサイと常緑低木のアオキやマホニア・コンフューサの一部を入れ替える植え替えを実施しました。
野菜の栽培
2021年9月24日~2022年1月21日
担当：平岡先生、上町教授
後期はコカブとナバナ（食用の菜の花）の栽培に取り組みました。
一人一区画にコカブとナバナを播種（9月24日）
栽培の途中で間引き（10月22日）
コカブの収穫（11月19日）
ナバナの収穫（1月21日）
