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修士2年生【海外保存修復実習】

ICSA in Istanbul 2024 トルコ・バフチェシヒル大学における海外実習

 2008年12月に締結したトルコ・バフチェシヒル大学との間の一般交流協定に基づき、2010年度から、修士課程の大学院生と教員が約半月間トルコを訪れ、授業の一環として保存修復関連の実務訓練を行う海外実習を実施しています。今年度は2024年10月23日(水)から11月9日(土)の18日間、修士2年生の10名(建築学専攻と景観建築学専攻合同)が海外保存修復実習の授業の一環として現地で実習を行いました。

引率者:上町教授

「スケッチ展ほか見学、帰国」

2024年11月8日(金)、9日(土)

スケッチ展の準備

多くの人が来て下さり盛況だったスケッチ展

スケッチ展終了後の記念撮影

世界的に活躍されているファッションデザイナー、フラト先生のBAU内のスタジオを訪問

機織りのワークショップを体験させて頂きました。

ボスポラス海峡クルーズへ出かけました。

海から見た旧市街のシルエットの美しさを実感しました。

研修中大変お世話になったムラト先生にお礼。本当にありがとうございました。

無事に帰国。お疲れさまでした。

「チャルムジャの丘見学、スケッチ展準備」

2024年11月7日(木)

チャムルジャの丘からヨーロッパ側を望む

チャムルジャの丘で記念撮影


バフチェシヒル大学でスケッチ展の準備

「ガラタポートほか見学」

2024年11月6日(水)

海辺に沿って現代的な建築が建ち並ぶガラタポート

ガラタポートで記念撮影

郵便局を保存修復、リニューアルした商業施設

ガラタポート側から旧市街側をスケッチ

オスマン帝国時代の末期に作られたセント・アントニオ教会を見学

ファサードを残して建て直されたアタテュルク文化センターを見学

「ガラタ塔ほか見学」

2024年11月5日(火)

ガラタ塔の内部を見学。ムラト先生からガラタ塔の修復の歴史について伺いました。

香辛料の店が集まるエジプシャンバザールを見学

エミノニュ広場で名物のサバサンドを頂きました。

博物館からモスクに改装され、2024年5月に再オープンしたばかりのカーリエ・ジャーミィを見学。最初は教会として作られ、修復と改装が繰り返されてきたとのことです。

カーリエ・ジャーミィの内部には多数のモザイクとフレスコ画が見られます。

ピエール・ロティの丘で記念撮影

「グランドバザールほか見学」

2024年11月4日(月)

500年以上の歴史があるグランドバザールを見学

特別にグランドバザールを屋根から見学させて頂きました。

アヤソフィアの内部空間をスケッチ

アヤソフィアで集合写真

スルタンアフメット公園からアヤソフィアの外観をスケッチしました。今も保存修復工事が続いています。

「ブルサ見学」

2024年11月3日(日)

オスマン帝国初期の1300年頃にできた村、ジュマールクズクのまちなみをスケッチ

伝統的建築の保存修復の問題点についてムラト先生に解説して頂きました。

昼食に郷土料理のギョズレメをいただきました。

オスマン帝国時代からのおやつである、水あめもいただきました。

青(緑)の霊廟という名のイェシル・テュルベはメフメト1世と家族の棺が安置されています。 1521年に完成後、何度も修復され、今の状態になっているとのことです。


オスマン帝国時代に交易の場だったコザハン。特にシルクの取引が盛んでした。大きな中庭を囲むハン(キャラバンサライ)の形態はシルクロード上のどの国でも同様だそうです。

ウル・ジャーミィの内部をスケッチ。1399年に完成した古い形態のモスクで20個のドームにより構成されています。

ブルサ・グランドバザールを見学。コンペで選ばれた改修案に基づいて、ファサードが修復され、屋根が設置されました。

「エディルネ見学」

2024年11月2日(土)

建築家ミマール・シナンの最高傑作といわれるセリミエ・ジャーミーをスケッチ

セリミエ・ジャーミーの前で集合写真

エディルネでもっとも古い、エスキ・ジャーミ。大きなドームは無く、9つの小さなドームで大空間が構成されています

ミマール・シナンの作品であったキャラバンサライを保存修復・改装したルステムパシャ・キャラバンサライホテル

オスマン朝時代の生活の様子がわかる医療博物館を見学

「ドルマバフチェ宮殿見学」

2024年11月1日(金)

ドルマバフチェ宮殿を見学しました

集合写真

門を入り、 広い庭を抜けて宮殿へ向かいます

赤のインパチェンスが映える宮殿の庭

「バフチェシヒル大学表敬訪問、ユルドゥズ宮殿見学」

2024年10月31日(木)

建築学科のあるバフチェシヒル大学の北キャンパスを見学

建築学科の実習室で作業させて頂く

ムラト先生の研究室で記念撮影


ユルドゥズ宮殿を見学 歴史的建造物の保存修復についてムラト先生に解説頂きました。

バフチェシヒル大学のエスラ学長を囲んでの夕食会

「ヨーロッパ最大級の木造建築:グリーク・オルファネージ」

2024年10月30日(水)


マルマラ海に浮かぶプリンセス諸島最大の島、ビュユック島へ船で向かいました。

建築家のポリディス先生に解説いただき、ヨーロッパ最大の木造建築であるグリーク・オルファネージを見学しました。年々傷みが進んでいますが、特に北側の傷みが激しいということです。

保存状態が比較的良い南側からスケッチ

集合写真

港のすぐそば、という素晴らしい立地にあるバフチェシヒル大学 南キャンパス

バフチェシヒル大学 南キャンパスの建物についてムラト先生に説明いただきました。

「スレイマニエ地区ほか見学」

2024年10月29日(火)

オスマン帝国時代を代表する建築家、ミマール・シナンの作品である、スレイマニエ・モスクを見学しました。

スレイマニエ・モスクの下には商業施設があり、テナント料はモスクの維持管理費用に充てられます。

イズニックタイルが美しいリュステム・パシャ・ジャーミィの内部

エミノニュの広場からイェニ・ジャーミィをスケッチ

バフチェシヒル大学が借り受けて改修している歴史的建造物サン・ピエール・ハンを見学


1750年から1930年まで増改築が繰り返された建物。また、オスマン時代初の建築事務所がこの建物に入っていたとのことです。

「スルタンアフメット地区見学」

2024年10月28日(月)

金角湾を望むトプカプ宮殿のバルコニーから、宮殿の立地について解説いただきました。

トプカプ宮殿での集合写真

スルタンアフメット・ジャーミー(ブルーモスク)の構造や内装について解説いただきました。

スケッチの様子

スルタンアフメット・ジャーミーの前で集合写真

「サフランボル見学その2、イスタンブールへ移動」

2024年10月27日(日)

ムラト先生に、まだ修復されていない建物についても解説頂きました。

スケッチの様子

スケッチの様子

学生のスケッチ

学生のスケッチ

地元の商工会の会長からサフランについて説明を受けました。

サフラン摘み体験

空港で搭乗を待つ間にスケッチの手直し

「カッパドキア見学その3、サフランボル見学その1」

2024年10月26日(土)

カッパドキアで気球を見学しました

カッパドキアで気球を見学しました

サフランボルの町並みや伝統的建築の保存修復の特徴について説明を受けました

サフランボルの町並みや伝統的建築の保存修復の特徴について説明を受けました

カラビュク大学の施設で夕食

「カッパドキア見学その2」

2024年10月25日(金)

カイマクル地下都市の見学

「3人の美女」岩 の周辺を見学後、スケッチ

ウフララ渓谷内の水上レストランで昼食

ウフララ渓谷を散策

洞窟ホテルの居室の見学

「カッパドキア見学その1」

2024年10月24日(木)

カッパドキアでムラト先生、シネム先生との集合写真

カッパドキアでムラト先生、シネム先生との集合写真

ムラト先生に解説していただいている様子

スケッチの様子

現地のガイドの方による解説