授業風景
景観建築学科1年生【景観建築植物実習Ⅱ】
景観1年 植物実習(2022年度後期)
建物廻りや街並みの植栽を計画するためには、各植物の性質を充分に理解した上で植物を選択する必要があり、また、植栽後の管理も非常に重要です。植物実習では花や野菜の栽培や庭園管理を通して植物が生き物であることを実感し、今後の植栽計画に役立てます。
花壇の制作
2022年9月16日~2022年11月23日
担当:平岡先生、上町教授
前期に引き続き、上甲子園キャンパス内で花の苗を育てた後、若草町にある園芸実習場に花壇を制作しました。今回は花壇のデザインにも取り組みました。
花壇用に種播きした秋播き1年草を鉢上げ(9月30日)
前期の実習で植え付けたセンニチコウの花を収穫。ドライフラワーとして利用するほか、設計の模型にも活用できます。(11月11日)
夏の花を抜いた後、花壇の土を耕し、学生がデザインした案のとおりに苗を配置し、植え付けました。(11月18日・25日)
植え付け直後の花壇(11月25日)
東の森の管理
2022年10月28日
担当:前野先生(阪神園芸)、上町教授
阪神園芸の前野先生に宿根草の株分けについてご指導いただき、東の森に植栽したタマシダやシャガの込み合ってきた部分を掘り上げて移植しました。
まず、前野先生に担当のエリアについて説明を受けました。
生育旺盛なタマシダを掘り上げて株分け
キャンパス内の樹木の観察
2022年12月2日
担当:田邉先生(阪神園芸)、上町教授
前期に引き続き、田邉先生に解説いただき、キャンパス内に植栽された樹木の季節による変化を観察しました。
イロハモミジの紅葉
春に観察した時との違いを感じながら、初冬の樹木の様子をスケッチ
実習場の管理
2022年12月9日~2023年1月13日
担当:平岡先生、上町教授
庭園や花壇の維持のためは、冬季にも様々な手入れが必要です。
実習場外周の石垣に垂れ下がるリピアを剪定(12月9日)
花壇の除草(12月23日)
実習場内の園路の補修(1月13日)
3月になると花壇も春らしい様子になってきました。(3月13日)
野菜の栽培
2022年9月23日~2022年11月25日
担当:平岡先生、上町教授
後期はコカブの栽培に取り組みました。
あいにくの雨の中、一人一区画にコカブを播種。(9月23日)
1回目の間引きと追肥(10月14日)
2回目の間引き(10月21日)
コカブの収穫(11月11日)